都会(ザ・タイガースの曲)大河の一縷【ギター弾き語り・寸評つき】

bandshijin
リアクション
2026年06月19日
GSひとしきり流行りおわったかなという時期の発表曲で、その時流の背景もあってか、GSやタイガースっぽさが薄く感じます。どこか、ソロの大歌手の代表曲みたいな気高さと孤独な輪郭を感じます。赤い鳥の翼をくださいの山上路夫さんが作詞、GSバンド:ザ・ハプニングス・フォーのメンバーとしても活躍したクニ河内さんの作・編曲。

AセクションはやばやのⅣマイナーをボーカルメロディのスケールに反映させた響きが特徴。

つかみどころのない放浪感は転調によるものでしょう。G→Bm→A♭→Cm→A♭と根をもたずさすらうように移ろいつづける調性の動きが、とどまらず、流れ、代謝する都会の性格、傾向をとらえて表現します。“都会は今日も さざめき歌って 僕の涙に 気づきはしない”と結ばれる歌詞が都会の非情さ・巨大さにおける自己の儚さ・矮小さを悟り、静かに物語ります。「あばよ……」という辞世の句のようないさぎよい諦観がただよいます。

0:00 ギター弾き語り
2:48 寸評

【曲について】
作詞:山上路夫、作曲:クニ河内。ザ・タイガースのシングル(1970)。



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この動画の演奏 青沼詩郎(bandshijin)

【この曲について書いたブログ】

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2020年7月21日から1日1曲ペースで1発録り弾き語りを公開。




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